一見関係がなさそうに思える

ノブ

2007年07月28日 12:31

一見関係がなさそうに思える性病とED(勃起障害)について簡単に説明したいと思います。はじめに性(行為)感染症(STD:sexually transmitted diseases)とは、広義には性器に関する感染症を表しますが、狭義には性行為あるいはその類似行為によって感染する疾患をさします。その歴史は古く、いわゆる性病(veneral diseases)といわれるものやAIDSのように時には致命的で、明確な治療方法が確立されていない疾患も出現しているそうです。
また、社会環境の変化に伴い性風俗の多様化、性行為の低年齢化は顕著になり、性感染症の流行は著しくなっています。現在では性感染症を社会問題の一つとして、各種メディアが大きく報じることも多くなりました。また事実、私の友人・知人の間でも男性女性を問はず過去に性感染症を患った経験がある人が少なからずいます。そんなもはや社会問題にまでなっている性感染症ですが、ED(勃起障害)とは無関係ではないそうです。
しかしED同様早漏につきましても、治療するにあたって現在誰にでも効果があるという解決方法はないそうです。ここではED(勃起障害)、それも心因性による機能性勃起障害との関連性が高いと考えられる早漏について触れたいと思います。精力減退の兆候とED(勃起障害)の所でも説明しましたが、「副交感神経」が優位に機能していない場合は、勃起そのものそして射精にも影響があります。つまり、心身が常に緊張して、日々ストレスを過度に感じている場合などは早漏の原因にもなり得るということです。
インポテンツとED(勃起障害)は違います。インポテンツは「性的不能」のことを指してED(勃起障害)はとは区別され、最近ではヨーロッパやアメリカを中心に使用を控える風潮があるそうです。また、ED(勃起障害)は大変神経質な病気です。患って悩んでいる人は風邪をひいたように人前では自分の事を、ED(勃起障害)とは公言しにくいものです。そういった意味でも、ED(勃起障害)に悩んでいる人のことに配慮して、できるだけインポテンツという言葉は慎重に使用した方がいいと思います。

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